▲ TOP

藤沢市都市計画道路「鵠沼奥田線」今後の進め方についての説明

投稿日:2018年2月27日

平成29年2月24日午後2時から、藤沢市役所道路河川部道路整備課(古谷修一課長補佐ら3名)より下記説明を受けましたのでご報告いたします。

◎藤沢市都市計画道路「鵠沼奥田線」概要
名称:都市計画道路鵠沼奥田線(昭和32年12月7日当初決定)
計画延長:1,790m(690m整備済み)
起点:県道戸塚茅ヶ崎(藤沢警察署前の交差点)
終点:県道藤沢鎌倉(境川の新川名橋付近)
代表幅員:15m

◎計画の目的
・藤沢駅周辺の交通集中を分散させる。
・緊急車両の通行や災害時における円滑な救助活動、物資輸送、避難経路を確保する。
・地区内の生活道路を通過している交通を排除し、地区内の道路環境や安全性を向上させる。

★今後の進め方について下記変更あり。

  1. 地元等関係先への説明期間を1年延長し、3年目(H30)を加える。
  2. ステップ1の2つの作業内容を入れ替え、関係機関協議と道路概略設計の後に、現地路線測量と地質調査等を行う。

《理由について》

  1. 小田急をまたぐ方式(道路を上にするか下にするか)について小田急電鉄と協議がまとまっておらず、どちらかにするかで道路の設計が大きく変わる。概略設計の前に、この問題を関係先とつめる必要があると判断した。
  2. 道路西側の出口(警察署付近)の交差点が複雑であり、警察署とどのように出口を作るか警察署等関係先と協議する必要があると判断した。

《補足説明》
ステップ3の事業認可を受けてから(予定では9〜10年後)でないと、強制代執行等の強い措置は行政としてできない。それまでは、遺産相続時等に、地権者と土地買取の協議をお願いをしている状況である(強制はできない)。   

  1. 道路予定地の住宅物建設も、3階建て未満で木造または鉄筋コンクリート造りであれば可能な状態である。
  2. 小田急線の上を通る(橋を建設)方が、費用は安くなるが、日照権等環境アセスメントが必要となるだろう。また、下をくぐる場合には建設費は橋の場合より3倍くらいは必要となる。いずれの場合も、道路幅は計画の15mではなく31m必要となるだろう(両側に歩道を建設する必要がある)。
  3. 小田急電鉄としては、新たに踏切を増やす考えは無い。
  4. 道路建設の工区は、東側の一部、西側の一部、そして小田急線を越える部分と3つに分かれ、工期は重機搬入の必要性から小田急線を越える部分が一番最後となるだろう。